論理変数と論理式 | |
論理変数と論理式
|
論理学1で命題とはなにかを勉強しました。命題をA,B,Cなどの文字で表すときこれらを論理変数といい、それらを含んだ式を論理式または命題論理式といいます。 例えば A and not B or (C imp A) xor A のようなものです。これもまた命題です。 論理学1では真を表すTと偽を表すFだけを含んだ論理式を紹介しました。TやFも上のような論理式に含ますこともできます。 例 A or B and (A imp T) or F この場合Tは恒に真である特別の命題と考えます。そして恒真命題(tautology)といいます。また Fは恒偽命題です。これらは真理値が決まっていて変化しませんので、論理定数ということもあります。TやFは論理変数と間違える恐れがある時はTの代わりに True や 1 を, Fの代わりに False や 0を使うこともあります。 論理式の演算順序は「論理学1 論理式と演算順序」のところで述べたことと同じです。すなわち、()の中を先に考え、以下 not, and, or, xor, imp, eqv の順に考えます。
|