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論理式の等しさ1

目次

論理変数と論理式

論理式の等しさ1

論理式の等しさ2

色々な表現

基本公式1

基本公式2

式の変形

標準形

TEST

2つの論理式が等しさとは、いかなる場合の両辺の式の真理値が一致するときです。いかなる場合、という意味は式の中の全ての論理変数に、TやFをどのように代入しても、という意味です。
例えば、 F or A=A and T
が言えます。以下理由を述べましょう。この場合論理変数は A だけです。 A に Tを代入した場合は上の式は F or T=T and T になり、これが言えることは「論理学1 and と or」の所で 示しました(T)。 また Aに Fを代入した場合は上の式は F or F=F and T になり、これはやはり「論理学1 and と or」の所で示しました(=F)。いずれにしても 等号が成り立つので、最初の式の等号が言えるのです。
これを真理値表で示すと、

A F or A A and T
F (F or F=) F (F and T=) F
T (F or T=) T (T and T=) T

となります。左が A の可能な全ての組み合わせを示し、右がそのときの左辺と右辺の真理値を示します。上の真理値表で()の中は省略することもあります。