真理値とNOT | |||||||
真理値とNOT
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一つの命題の前に、NOT をつけると新しい命題を得ることができます。最初の命題が「その花は赤い」であったとすると、 NOT「その花は赤い」というのは最初の命題を否定する命題と考えます。すなわち、「その花は赤くない」という命題と考えます。これは古い命題から新しい命題を得る最も単純な方法です。古い命題の真偽が、新しい命題の真偽にどのような影響を及ぼすか考えましょう。古い命題を A で表すと、新しい命題は NOT A で表せます。そして A が偽(F)なら NOT A は真(T)になり、A が真(T)なら NOT A は偽(F)になります。 これを表にすると次のようになります。
このような表を「真理値表(Truth Table)」と言います。 T や F を命題が持つ値と考えて「真理値(Truth Value)」と言います。真理値に着目して等号を考えると次のような式が成り立ちます。
NOT F=T |