論理式と演算順序 | |||||||||||||||
論理式と演算順序
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T と F を論理演算子で結ぶ式を色々紹介しましたが、それらの式を組み合わせるとより複雑な式ができます。例えば、 T OR (NOT F) EQV T IMP F IMP T XOR F AND F この式もまた真か偽の真理値をもつのですが(つまり =T または =F になる)、その求め方があります。次のような順序で順に真理値を求めていけばよいのです。 () > NOT > AND > OR > XOR > IMP > EQV つまり括弧の中は先に計算し、以下大小順で大きなものを先に計算し、同じ演算子が並んでいるときは左のものを先にします。上の式の計算順序は次のようになります。
演算を順に見ていきましょう。
(1) NOT F = T そして全体の式の値は7.の結果である T になるのです。すなわち
T OR(NOT F) EQV T IMP F IMP T XOR F AND F = T
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