IMP | ||||||||||||||||||||
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「ならば(imply 略して IMP)」という語で2つの命題をつなぐこともできます。「その花は赤い」IMP「その実は甘い」という命題は、「その花が赤いならば、その実は甘い」という命題と同じです。結ばれた2つの命題のうち、最初の命題を、「前提(hypothesis)」と言い後の命題を「結論(result)」といいます。 IMP のことを、論理学の用語で「含意(がんい)」、または「内包」(implication)といいます。真理値表は次のようになります。
前提が偽ならば結論の真偽に拘らずつくられた式は真になることに注意しましょう。それは「その花が透明ならばその実は無味である」という命題を考えると納得できます(透明な花なんか無いとして)。なお式は次のようになります。
前提が真で結論が偽の時のみ、式は偽になるのです。 |