ベン(Venn)図 | |
ベン(Venn)図
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論理式を簡単化する際, 図を描いて見当をつけることができます. 実際全ての論理式はある線図の中のある領域(飛び地も許す)に対応するのです. ある線図とは各論理変数を丸で表したものでベン図と呼ばれ,下のように描きます.見ずらいでしょうが2つの丸 A と B があると思って下さい.
________________ | not A and not B | | ___ ___ | | / /A\ \ | | |A and |and |not A | | | |not B | B |and B | | | \___\/___/ | | A B | | | |_______________|A と B の重なった部分が A and B という論理式に対応します. A に入りかつ B に入る場所という意味でA and B なのです.左の三日月の部分がA and not B に対応します.それは Aに入り B に入らないという意味です.同様に右の三日月は not A and B です.2つの丸の外側は not A and not B です.全ての論理式はこれら4つの部分の組み合わせに対応します.例えば A or B は A and not B と A and B と not A and B の3つを合わせた部分です. A xor B は2つの三日月部分 A and not B と not A and B を合わせた部分です.A imp B は左の三日月 A and not B の外側部分です. B imp A は逆に右の三日月の外側です. A eqv B は2つの三日月の外側(2つの三日月を除いた部分)です.
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