ベンチャー起業論 

目次


第1節 ソフトウェア業のメリットとデメリット

第2節 どんなソフトにお金を払うか

第3節 ICビジネス


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第8章 ソフトウェア業

   第8章 ソフトウェア業
第1節 ソフトウェア業のメリットとデメリット

 品物を売る場合、一般的には仕入れが必要です。そして在庫を持っていなければなりません。仕入れにはリスクがあり、お金がかかります。たくさんのお金を使って仕入れても売れないかもしれません。また在庫品を置いておく場所の確保にもお金がかかります。

 それらのお金の確保のために銀行回りをしたり、株主を見つけたり、皆苦労する訳です。しかしリスクが大きく、実績の無いところは信用もなく、お金も集まらないのが普通です。

 それらの問題が殆ど無いのがソフトウェア業です。自分でプログラミングしたものなら仕入れは必要なく、在庫はファイル1つを持っていればいいので場所を取らず、おまけに売っても売っても減ることがありません。

 多くのベンチャーがソフトウェア業で成功する理由が分かります。しかしこれは装いは商業ですが、本来の商業と異質な世界のように思えるのです。いけない、というのではないのですが、ベンチャーで成功したからといって自分が商売の達人である、と勘違いするととんだ大きな失敗をする可能性があるのです。

 ソフトウェア業にはデメリットもあります。目に見えないものに対して客はなかなかお金を払ってくれません。シェアウェアで使えているものが4000円というと、高い、と感じます。しかし、食事をするときなど平気でそれ位のお金を払います。