5.5 モーメント

  2-1. 例

No.
dianetor
1
0.10
2
0.12
3
0.08
4
5
6

視界内に見える粒の一番長い部分を直径とします.
そして,各粒にNo.を振ります.
粒は多数あります.
各粒の直径を計ります.

=粒子の平均直径が出ます.
=粒子の直径の分散…粒の揃い具合がわかります.
全部同じ直径の粒子であれば,分散は0になります.

次に,γ1,γ2も計算できます.
これは,目で見ると粒が揃っているか否かはすぐにわかりますが,歪んだ分布をしているのか, 尖った分布をしているのかは,この計算をすることによってわかります.

しかし,土により分布はほぼ一定しています.

そこで,土をいろいろな所から取って,データをコンピュータにインプットしておくと,犯罪があった時,犯人の靴についている土がどこの土であるかやγ1,γ2を見ていくとある程度特定できます.



人の声も同様に考えることが出来ます.



Aさんがしゃべった声とBさんがしゃべった声は微妙に波(空中を伝わる音波)が違っています.
この波を確率変数としてとらえます.
そして,波を時間で小さく区切ってNo.をふります.
すると,やはり表が得られます(各時刻とそのときの波の高さとの対応表).
分点や高さから確率変数が得られ,声の特徴を把握することが出来,AさんとBさんの声の違いがわかります.