
ランダムウォークの例(但し8段までしかないとします.一番上に行ったら,確率でそこに留まり,確率
で1段下がるとします)から,
この確率により,くじで最初の位置を決めることとします(1,2,3,4のどれかの数字を書いたくじをこの割合で入れておけばよい).
では,時点2での各段にいる確率はどうなるでしょうか?
答えはこうなります.
従って,1段目にいる確率は,
2段目にいる確率は,
3段目にいる確率は,
4段目にいる確率は,=
5段目にいる確率は,=
6段目はどうなるかというと,ずれてしまいますので,0になります.
7段目,8段目は0,0となります.
従って,時点2では6段目より上にいる確率は0になります.
これは,当たり前ですね.1段ずつしか上ろうとしないからです.
これを計算すると,
となります.
ですから,各段での確率をベクトルで表すと,
です.時点1での確率ベクトルと比べると,0でない要素が右の方へ延びました.