1.1 表の科学

  4. 2次元の表

表の中には2次元の表があります.
これは縦と横で別々になっています.
縦に出身県,横にランクを取ります.
そして,表には人数を書きます.
このような表もよく見かけます.
 
A
B
C
D
長野
1
0
1
0
静岡
0
0
1
0
岩手
0
1
0
0
大分
0
0
1
0
奈良
0
0
0
1
富山
0
0
1
0
新潟
0
0
0
1
東京
0
0
1
0
宮崎
0
0
1
0

しかしこれも良く考えてみると2次元の表は,1次元の表から作られるものであることがわかります.
1次元の表を元にして,ただ出身県と身長のランクを2次元の項目にしただけで,あとは人数をカウントしただけです.

コンピュータの中では1次元表のみ持っていればよいのですが,但し数え上げなければなりません.
例えば,静岡出身でBランクの人が何人いるか,とかをその都度,表の中を見ていかなければなりません.
表を上から見ていって,静岡出身の人がいた場合には「YES」という具合にカウントしていきます.
よって,生徒数が多くなるとだんだんスピードが遅くなります.
最初から作っておけばスピードが速くてよいわけですが,その代わり生徒の身長が変わったといった場合には,
その都度2次元の表も作り変えなければなりません.
表のメンテナンスがややこしくなってきます.

まだ,表の考察にはいろいろありますが,確率論における説明としては,この位で良いでしょう.