論理回路 

目次


第1節 同期式と非同期式の順序論理回路

第2節 非同期式順序論理回路の設計−状態遷移表

第3節 非同期式順序論理回路の設計−論理式と回路

第4節 非同期式順序論理回路の設計−リレー回路


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第4章 順序論理回路

    第4章 順序論理回路

 第4節 非同期式順序論理回路の設計−リレー回路

 リレー回路は同期式にはあまり向いていません。非同期式で組むことが多いのですが、基本的には前節の6つの論理式をラダーチャートに落とし込めばいいのです。

 ただリセット回路は、電源を入れる前、各リレーはOFFになっているはずですから、S0を表すリレーだけ論理を反転しておけばいいでしょう(not S0=0 が状態S0が取られたということ)。そうすればリセット端子は不要です。そのため、S0についてはブレーク側の接点を利用するため、コイルへはnot S0 とした結果を与えなければいけないことになります。

 注意すべき点のもうひとつは、各論理式でnot Aやnot B を括弧の外に出し簡単化したことです。それはリーレー回路では接点の数が少ないほど安いリレーで済むからです。andやorは直列や並列にするだけなので数が増えてもあまりコストに響きません。その事情は半導体の論理回路と逆なのです  以上を要約すると前節の6つの論理式は次のように変更されます。

  not S0+ = (not S0 and (not S5 or not B)) or A   S1+ = (S1 or S0 and A) and not B
  S2+ = (S2 or S1 and B)and not A
  S3+ = (S3 or S2 and A) and not B
  S4+ = (S4 or S3 and B)and not A
  S5+ = (S5 or S4 and A) and not B

これをラダーチャートにすると次の図になります。

S0 の接点はブレーク側とコンタクト側(通常の側)が逆になります。