論理回路 

目次


第1節 スイッチのON,OFFから電圧の高低へ

第2節 ダイオードでand の回路を実現

第3節 ダイオードでor の回路を実現

第4節 トランジスターでnot の回路を実現


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第2章 電子回路による論理回路の実現

 第2章 電子回路による論理回路の実現

 第2節 ダイオードでand の回路を実現

 「ダイオード diode」というのは抵抗のようなものですが、電流の流れる方向性があり、順方向にはよく流れますが、逆方向には流れない、という性質がある電子素子です。 今入力としてA,B があり、それらは電圧の高低によるTrue,False の値を持つとします。すると次の図で、入力の所にそれぞれダイオードを逆方向に繋ぎ、出力に抵抗を介して+電源に繋ぐとすると、and 回路が実現されるのです。図中D1,D2 がダイオードの記号です。

  

なぜand 回路になるかというと、A,B いずれかが0ボルトですとその入力に繋がったダイオードに電流が流れ、前節のスイッチの場合と同様に出力P はアースに繋がったと同じようになり、従ってP は0ボルトになるのです。そのとき残りの一方の入力端子が高い電圧でもそれに繋がったダイオードが逆方向には流さないので、出力に影響を与えることはありません。

 またA とB ともに高い電圧になったときは、ダイオードがいずれも電流を流さないので、前節のスイッチがOFFのようになり、従って出力P は高い電圧になるのです。

 即ちこの回路で

 P = A and B

が実現した訳です。