論理回路 

目次


第1節 スイッチの直列と並列

第2節 スイッチの組み合わせ

第3節 スイッチとリレー

第4節 リレーの利用


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第1章 スイッチ回路と論理学

    第1章 スイッチ回路と論理学

 第2節 スイッチの組み合わせ

 例えば3つのスイッチA ,B ,C があってA またはB がONで、かつC がONのとき、そしてそのときのみランプF が点灯するような回路を組んでみましょう。論理式で書くと

F = (A or B) and C

と書けます。従って前節の知識を使うと次の図のように直列と並列を組み合わせた回路になります。

  

このように複雑な機能をもつスイッチ回路も論理式の組み立て通りに、直列、並列を組み合わせてゆくと得られるのです。

 ただしいくつか注意することがあります。まず

 F = A and B or not C   (1)

のように否定not が論理式中にある場合です。これは何もしないとONで、押すとOFFになるようなスイッチを使います。実際には通常のスイッチは大抵2つの接点を持っています(一つの接点はON側に、もう一つの接点はOFF側にあります)ので、(1)式は下の回路図のように組めばいいのです。

  

 また同じ記号が論理式中に2度以上現れるときは、「回路数」の多いスイッチを使います。これは2つ以上のスイッチが連結されていてON,OFF動作が同時に行われるようになっているスイッチです。例えば

 F = A and B or A and C   (2)

という論理式があったとしましょう。これは分配則を使うと

  = A and (B or C)

となりますので通常のスイッチを各1個ずつ使って同じ機能の回路を実現可能です。

 しかしあえて(2)式の論理式をそのまま実現しようとすると、次の図になります。

  

スイッチA が2箇所に書き込まれていますが、それらは点線で結ばれ、連動して動くものである(2回路スイッチ)ことが示されています。