グラフ理論: OSP式



カラーペトリネット

OSP式

COペトリネット

例題

更なる説明



テスト

英語

目次に戻る









あるトランジションの入力プレース全てにマークがそろったとしても新しい プレースを出力しないこともありえます。そこで出力する条件と出力する値(マ ークにもたせる値)を、出力プレースごとに、入力プレース中のマークのデータ の函数として与えます。この式をOSP式(Output Set Place)といいます。

例2

プレースCについてのOSP式
出力条件:[b=0]  出力値:c:=a 
プレースBについてのOSP式  
出力条件: True (発火すれば常に)
出力値: b := b-1  
プレースAについてのOSP式
出力条件: [b≠0] 出力値:a:=a+b
この意味は、「トランジションtがBの中のマークをみてそれの値が0のときだ けAのマークをCに送り、その他はAのマークをAに戻す(但しBのマークの値を 加える)。またBのマークは1引いてBに戻す」という処理である。プレースAと Bは入力プレースであると同時に出力プレースでもある。従って上の b:=b-1 や a:=a+b の式は右辺中の変数はマークの古い値をあらわし、左辺はマークの新しい値 をあらわす。もし初期値としてAに値0のマークを、Bには値10のマークをおき、 Cにはマークを置かないとする。トランジションtで繰り返し処理が行われる (トランジションが評価されるという)結果、Cにはどのような値のマーク が得られるだろうか?答えは 10+9+8+...+1=55 である。