ペトリネット

ペトリネットというのは基本的には2色グラフです。2種類の頂点をで表すことが多く、をプレース(place)、をトランジション(transition)と呼びます。また辺をアーク(arc)といいます。
あるトランジションに注目したときそこに入ってくるアークの始点のプレースを入力プレース(input place)といい、そこから出ていくアークの終点を出力プレース(output place)といいます。入力プレースはすぐ上流にあるプレース、出力プレースはすぐ下流にあるプレースです。対称的に、あるプレースに注目したとき、同様に入力トランジション(input transition)と出力トランジション(output transition)を定義できます。
またペトリネットの状態(state)とは、各の頂点の中に小丸をいくつか書き入れた(0個かもしれないが)ものをいいます。この小丸をマーク(mark)またはトークン(token)といいます。これは物流のネットワークですと、物の1単位、例えば1パッケージを表します。またコンピューターネットワークのような情報網ですと情報の1単位たとえば1パケットを表します。
状態は時々刻々変化します。その変化のしかたは、各トランジションの全てにマークがあるときそれらのマークを一つずつ取り去り、反面各出力プレースにマークを一つずつ増やします。これをトランジションが発火するといいます。