状態の変化

例えば下図のようなペトリネットの状態を考えましょう。

この図で真ん中のトランジションtが発火すると上下のプレース内のマークが取られて、逆に左のプレースにマークが入り右図のようになります。
なおあるトランジションについて、そのすべての入力プレースに1個以上のマークがあるとき、そのトランジションは発火可能である(firable)といいます。
今上の各プレースに1、2、3のような番号をつけておきます。上の左図はプレース1にマークが1個、プレース2にマークが0個、プレース3にマークが1個入っていますのでこれを、(1,0,1)と書くと、これはベクトルです。
つまりプレースの数の次元のベクトルはペトリネットの状態を表していると考えられます。上の右の図は(1,0,1)というベクトルで表せます。このときトランジションtの発火によって

(1,0,1)−>(0,1,0) という状態の変化がおきたことになります。