第3章 共役複素数
§1 定義
 複素数 z に対しそれの共役複素数(conjugate)z*’を次のように
定義します。
     z*’=Re z − (Im z)i
 ここでは便宜的に(表示のため)zの共役複素数を z*’ という記法を使いますが
一般的には

     
という記述法で表します。

例 (1+2i)*’=1−2i, (−1+3i)*’=−1−3i
   (3−4i)*’=3+4i

 共役複素数を複素平面上で表しますと、x軸に対称の点になります。
以下の図に種々の場合についてその共役複素数を示します。


 共役複素数に関し、色々な公式が成立します。次節でそれらを紹介します。