ベジェ(Bezier)曲線 

目次


第1節 概要

第2節 数学的定義

第3節 3次ベジェ曲線

第4節 ベジェ曲線の接続

第5節 性質


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第4章 第3節

  第4章 ベジェ(Bezier)曲線 

第3節  3次ベジェ曲線


1.3次ベジェ曲線

4つの制御点で表現されるベジェ曲線を、3次ベジェ曲線といいます。
4つの制御点をA、B、C、Dとすると、ベジェ曲線は、点Aから始まり、点B、Cに制御され、点Dで終わる曲線となります。


●3次ベジェ曲線の例





   図1:線分AD、線分BCを結んだとき交わらない場合
図2:線分AD、線分BCを結んだとき交わる場合




2.ド・カステリョのアルゴリズム

ベジェ曲線の定義としては、第2節のところで説明したBernstein多項式で十分ですが、より分かりやすくベジェ曲線を理解するために、ド・カステリョのアルゴリズムと呼ばれるものを紹介します。
これは、n+1個の制御点が与えられたとき、線形補間を繰り返すことでBernstein多項式R(t)を求めるものです。

ここでは簡単のためn=3、つまり制御点を4つとします。
また、パラメータtの範囲は[0,1]です。

●4つの制御点をA、B、C、Dとし、それぞれの制御点の座標を

・A = (0, 0)
・B = (0, 1)
・C = (1, 1)
・D = (1, 0)

とします。




●パラメータtが0.5のとき、つまりR(0.5)を求めるには、線分AB、線分BC、線分CDの始点から0.5のところの点をL、M、Nとします。L、M、Nの座標は

・L = (0, 0.5)
・M = (0.5, 1)
・N = (1, 0.5)

となります。




●線分LM、線分MNの始点から0.5のところの点をS、Tとします。S、Tの座標は

・S = (0.25, 0.75)
・T = (0.75, 0.75)

となります。




●線分STの始点から0.5のところの点をWとします。Wの座標は

・W = (0.5, 0.75)

となります。この点Wが、R(0.5)の点となります。




●同じようにパラメータtが0.25のとき、つまりR(0.25)を求めてみます。線分AB、線分BC、線分CDの始点から0.25のところの点をL、M、Nとします。L、M、Nの座標は

・L = (0, 0.25)
・M = (0.25, 1)
・N = (1, 0.75)

となります。




●線分LM、線分MNの始点から0.25のところの点をS、Tとします。S、Tの座標は

・S = (0.0625, 0.4375)
・T = (0.4375, 0.9375)

となります。




●線分STの始点から0.25のところの点をWとします。Wの座標は

・W = (0.15625, 0.5625)

となります。この点Wが、R(0.25)の点となります。




●これを繰り返し、パラメータtの定義域である[0,1]の間を行うことによって、ベジェ曲線R(t)を求めることができます。