目次 OPアンプとは 反転増幅回路 非反転増幅回路 加算回路 差動増幅回路 積分回路 微分回路 | OPアンプは,本来「アナログ・コンピュータ」の基本的素子として考案されたもので,アナログ信号の演算ができる増幅器という意味から"Operational Amplifier"と名付けられました。 OPアンプは,通常2つの入力端子,1つの出力端子,および正負両電源端子をもった差動増幅回路で,下図のように図示されます。  マイナス記号が付いた端子は反転入力端子と呼ばれ,入力された信号と出力される信号の極性が正反対(位相差-180度)であることを意味します。 プラス記号が付いた端子は非反転入力端子と呼ばれ,入力された信号と出力される信号の極性が等しい(位相差0度)ことを意味します。また,回路図に書くときは電源端子を省略するのが普通です。 OPアンプは特性が - 入力インピーダンスが無限大
- 出力インピーダンスがゼロ
- 電圧利得が無限大
- 周波数帯域がゼロ(直流)から無限大
- 入力オフセット電圧,入力バイアス電流がゼロ
である理想オペアンプに近づけるように設計されています(実際は上記の特性を満たさない)。回路設計は理想オペアンプを基にして行い,実際のOPアンプと理想OPアンプとの特性の差異を考慮して回路を修正します。 |