8.2 登緑の準備
article の改良のチェックがすべて終わったら,次に,MIZ2ABSを実行すると,まず
accommodate し,そして自分の article (.MIZファイル) から,その article
が参照されるためのファイルを作ってくれ,さらにTheorem と Definition だけ抜きだして,abstract
file (.ABSファイル) が作成されます.さらに,その article を参照できるように,MIZ2PREL
を実行すると,自分のディレクトリの PREL に必要なファイルをコピーしてくれます.
article 改良後に使うコマンド
MIZ2ABS abstract fileをつくる.
MIZ2PREL articleを参照できるようにファイルをコピーする.
そして,その article が引用されるときのために,article を書いた著者名,所属,住所,引用文献などを普通の文章で書き,これを
.BIBファイルとします.DOCディレクトリの中にexample.bibというサンプルがありますので参考にしてください.そうしてできた
article を Mizar Society に,たとえば,フロッピーディスクで送ります.投稿された論文はまず機械的にチェックされ,査読委員会で,いい論文
(article) と判定されれば,accept され,その通知がきます.accept されますと,Formalized
Mathematics という雑誌に Mizar article が自動的に英語の論文に変換されて掲載されます.
またメールの貼付け機能などを使って mml@mizar.uwb.edu.pl へ送ることもできます.メールで投稿するときの方法が
Appendix C.3 にありますので参考にしてください.
1)注: SUMMERY の中で,ある論文を引用したいときは,文中で /cite{A1} と書きます.別に REFERENCES の記入欄中にその論文名を書き,A1 というコードを与えておきます.
2)注: その中にある PRESENTER というのは,論文のレフリーの主だった人,という意味ですが,空白にしておいてください.