3.2.3 requirements部
requirements 部は今のところ ARYTM というファイルだけを置きます. ARYTM
は算術計算を比較的自由に使えるようにするためのファイルです.
例えば,
132 + 24 = 156;
というような式は理由 (by . . . . ) をつけずに真となりますが,これは ARYTM
のお陰です (但し132 - 24 = 108には理由が必要).
例えば,
environ
vocabulary REAL_1;
notation ARYTM,REAL_1;
constructors REAL_1;
requirements ARYTM;
begin
theorem 10+4=14 & 10+5=15 & 10+6=16 & 10+7=17;
theorem 10+10=20 & 1000+1000=2000 & 10000+10000=20000;
theorem 44 2=88;
theorem 2 · 1=2 & 3 · 2=6 & 4 · 5=20;
theorem 45≦50;
theorem 45く50;
はノーエラーです.乗算,不等式も自動的に判断されます.ARYTM は notation
にも入れられていることに注意しましょう.