ACCOM TEXT\EXAMPLE1.MIZ
とします.accommodate では,環境部を読みこんで,その article で必要な,参照している article の定理,定義などを記号化したいくつかのファイルを作り,article の証明のチェックをする準備をします.ここで,エラーが出ることもあります.例えば,環境部に abstract file のファイル名を誤って書いてしまった場合などです.
MIZAR TEXT\EXAMPLE1.MIZ
とします.すると,画面に表がでてきて,Parser,Analyzer,Checkerの順で,article をチェックし,チェックしている行数と,エラーの個数が表示されます.エラーが一つもなければ,Mizar のチェッカーに通ったことになります.
PC Mizar Version 4.09
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Andzrej Trybulec
Czeslaw Bylinski
TEXT\YA2.MIZ
Pass | Line | Errors | Time |
---|---|---|---|
Parser | 487 | 0:01 | |
Analyzer | 481 | 0:04 | |
Reasoner | 481 | 0:01 | |
Checker | 123 | 2 | 0:12 |
ERRFLAG TEXT\EXAMPLE1.MIZ
とします .いずれのコマンドも拡張子 .MIZ は省略することができます.
MIZ TEXT\EXAMPLE1.MIZ
とすることで,accommodate を実行し,さらに Mizarチェッカーを実行します.
MIZF TEXT\EXAMPLE1.MIZ
とすると,accommodateする必要があるかをどうかを調べて,必要なときには accommodate を実行し,そのあと Mizar チェッカーを実行します.さらにエラーがある場合,エラー番号をコメントの形で article に書きこみ,article の最後には発生したエラー番号とエラーメッセージの対照表が書きこまれます (書きこまれたコメントは,次に MIZF コマンドを実行したときに取り除かれます.).
No more errors
# 1
It is not true
# 4
This inference is not accepted
# 9
Too many instantiations